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映画

「アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生」ルイス・ブニュエル

殺意を抱いた女性が次々と死んでいく男の奇妙な人生を描く。革命さなかのメキシコ。裕福なデラクレス家の息子アルチバルドは、母からもらったオルゴールにまつわる、鳴らせば思い通りに人が死ぬというおとぎ話に魅せられる。試しに鳴らすと、そのことを教え…

「身分証明書」イエジー・スコリモフスキ

「出発」「不戦勝」などで知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督が、大学の卒業制作として1964年に撮りあげた長編監督第1作。兵役に就くことになった24歳の青年アンジェイが出発するまでの数時間にスポットを当て、恋人や友人たちと共に過ご…

「レディ・プレイヤー1」3Dで観る新感覚な映画

『レディ・プレイヤー1』は、2018年にアメリカ合衆国で公開されたSF映画である。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はタイ・シェリダンとオリヴィア・クックが務めた。本作はアーネスト・クラインが2011年に発表した小説『ゲームウォーズ』を原作として…

「ビリディアナ」ルイス・ブニュエル|上映禁止になった問題作

「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインでメガホンをとり、1961年・第14回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。修道女を目指すビリディアナは、たった1人の親族である叔父ドン・ハイメの屋敷に呼び出される。…

「皆殺しの天使」ルイス・ブニュエルを東京都写真美術館で観てきた

今日は思うところあって昼から宝くじを買った。 スクラッチは全部ハズレ。 気を取り直して恵比寿にある東京都写真美術館へ行ってきた。 ルイスブニュエルの皆殺しの天使を観てきた。 皆殺しの天使 人間は、自由ではない。際限のない反復、停滞感、無力感、閉…

「失われた週末」罪悪感や死にたい気持ちになったら観るべき映画

『失われた週末』は、1945年のアメリカ合衆国の映画。パラマウント映画作品。 第18回のアカデミー作品賞、アカデミー監督賞、アカデミー主演男優賞、アカデミー脚本賞を獲得した作品である。 ストーリー ひとりのアル中の苦悩を真っ向から描き、アカデミー作…

「地下室のメロディー」フランス映画黄金期の歴史に名を刻んだ佳作

『地下室のメロディー』(原題:Mélodie en sous-sol)は、1963年製作のフランス映画。アラン・ドロンとジャン・ギャバンというフランス映画界の2大スターが共演した犯罪映画。 ストーリー 老獪なギャングのシャルル(ジャン・ギャバン)は、生涯最後の仕事…

「グレイテスト・ショーマン」感想

『グレイテスト・ショーマン』は、2017年にアメリカ合衆国で製作されたドラマ・伝記・ミュージカル映画。主演はヒュー・ジャックマン、マイケル・グレイシー初監督作品。キャッチコピーは、「夢が、踊りだす。」 映像と音が綺麗 ミュージカル映画です。 内容…

「シェイプオブウォーター」感想

あらすじ 「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ、2017年・第74回ベネチア国際映画祭の金獅子賞、第90回アカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したファンタジーラブストーリー。1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究…

「グッド・ウィル・ハンティング」人生に迷った時に観る映画

あらすじ 天才的な頭脳を持ちながらも幼い頃に負ったトラウマから逃れられない一人の青年と、最愛の妻に先立たれて失意に喘ぐ心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマである。 1997年12月のワールドプレミアでは当時は無名の俳優であったマット・デイ…

「天使の入江」ギャンブルの魅力そのもののような女性

1963年/フランス 「シェルブールの雨傘」などで知られる名匠ジャック・ドゥミの長編第2作。南仏ニースの美しいリゾート地を舞台に、ギャンブルに魅入られた男女の運命を描く。 あらすじ 銀行員のジャックは、同僚キャロンの悪影響を受け、ギャンブルに染まっ…

「勝手に逃げろ/人生」リュック・ゴダール

『勝手に逃げろ/人生』は、ジャン=リュック・ゴダール監督による1979年製作のフランス・オーストリア・西ドイツ・スイス合作の映画作品。ロケ地はスイス・レマン湖畔のヴォー州。1968年以来12年ぶり、記念すべきゴダールの「商業映画復帰第一作」として知ら…

「ナイト・オン・ザ・プラネット」5都市同時のタクシードライブ

『ナイト・オン・ザ・プラネット』(Night on Earth)は、1991年に制作された映画。ジム・ジャームッシュ監督のオムニバス映画。ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキを舞台に、タクシードライバーと乗客の人間模様を描く。 ストーリー ロ…

「EL」ルイス・ブニュエル 1秒の無駄もない素晴らしい映画

メキシコ時代のブニュエル作品としては、後期の作品に共通するテーマを最も持った危険な映画。 敬虔なカトリック信者で品行方正、四十過ぎても未だ童貞というフランシスコ(デ・コルドヴァ)は教会で会った美しい脚の持ち主グロリアにひと目惚れし、婚約者の…

「恋の手ほどき」お芝居を観に来たような気分を味わえるエレガントなミュージカル映画

『恋の手ほどき』(英語: Gigi)は、1958年のアメリカ映画である。シドニー=ガブリエル・コレットの小説『ジジ』のミュージカルを映画化。『ブリガドーン』『マイ・フェア・レディ』のコンビフレデリック・ロウが作曲、アラン・ジェイ・ラーナーが作詞して…

「アメリ」可愛い部屋とイタズラに笑って泣ける現実逃避にオススメの映画

『アメリ』(原題: Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain, 「アメリ・プーランの素晴らしい運命」の意)は、2001年4月に公開されたフランス映画。 ストーリー 空想好きの小さな女の子アメリは、そのまま大人になってモンマルトルのカフェで働いている。彼女…

「トリコロール/赤の愛」キェシロフキの代表作

『トリコロール/赤の愛』 (Trois Couleurs: Rouge) は、1994年製作の映画。クシシュトフ・キェシロフスキ監督による「トリコロール」3部作の3作目。 ストーリー ジュネーヴに住む大学生・ヴァランティーヌは学業の傍ら、ファッションモデルをして暮らしてい…

「トリコロール/青の愛」人生に傷つけられたことがある人は魅力的だ

クシシュトフ・キェシロフスキの遺作となった<トリコロール三部作>の巻頭を飾る「青の愛」 ひとりの女性を見つめながら、彼女が経めぐる死と再生が、厳粛に、そして力強くも感情豊かに描かれてゆく。 ストーリー 高名な作曲家の夫と幼い娘を交通事故で一度に…

「ふたりのベロニカ」運命や人生ってこういうことだよな

ふたりのベロニカ 1991年のフランス・ポーランド合作映画。クシシュトフ・キェシロフスキ監督、イレーヌ・ジャコブ主演。 ストーリー 同じ名前、容姿、才能を持ち、ふたつの別々の国に生まれた「ふたりのベロニカ」の数奇な運命の物語。 ポーランドのベロニ…

雨の日に観たいオススメ映画5選

トリコロール~白の愛~ ポーランド人理髪師のカロル(ズビグニェフ・ザマホフスキ)は、フランス人の妻・ドミニク(ジュリー・デルピー)から性的不能を理由に離婚を付きつけられる。フランス語もろくに話せず、異国で途方に暮れていたカロルは、偶然知り合っ…

「夜」ミケランジェロ・アントニオーニ 愛の不毛

愛の不毛をテーマに、愛の冷めた夫婦を描いた物語。 最後のシーンで、まだラブラブだった頃の手紙を読み上げてそれを書いた本人が「誰からの手紙か?」と聞くシーンはこの映画を凝縮した瞬間に感じました。 けれど私には彼らがそんなにうまくいってない夫婦…

「街の恋」フェデリコフェリーニ×ミケランジェロアントニオーニ

身近にある現実を写したかつてない映画表現 夜の街で客引きする娼婦、自殺未遂をはかった女性の告白、ダンスホールで踊り明かす若者たちのスケッチ、街を行き交うあでやかな女性たちと釘付けになる男たち。都会で起こりうる愛がドキュメンタリータッチやフィ…

「甘い生活」巨匠フェデリコフェリーニの代表作

これ、めちゃ長かったです。 3時間ぐらいみた気がするwww 最初は退屈ーって思ったけど、途中からお!!!ってなりました。 これはかなりすごい映画なんじゃないかと思って、3日ぐらいかけてじっくり観ました。 そして最後には拍手したくなりました。 ローマ…

「魔女」中世の人々が恐れた魔女と現代の精神病患者の類似点を考察

昨日は魔女という映画を観ました。 デンマークの映画監督ベンヤミン・クリステンセンが4年間の構想の後に制作した、映画史上非常に革新的かつ奇怪な伝説的映画。 そのあまりに革新的かつ大胆な形式と内容のゆえに、この映画は制作完了からほぼ1年間一般公開…

「バックトゥーザフューチャー」SFの名作〜次元について考えるのは人間の宿命〜

何で今まで観なかったんだろうってぐらい面白い。 まあ名作ですよね。 レビューも沢山あるし、、 私は最近次元について考えていて、これもよくよく考えると面白いです。 宿命はあるけれども、運命は変えられるという感じ。 そこには意志があり、だけれどもど…

「リリー」人生という舞台の表と裏、純粋な少女が大人になって行くミュージカル映画

今日はリリーという映画を観ました。 これ、喜劇なのですが私は大号泣しました。 粗筋的には孤児になった少女リリーがフランスの田舎町でカーニバルの魔術師に拾われ、恋に落ちるのですが、色々あり、 人形遣いとその人形たちとのコミニュケーションを通して…

「二十四時間の情事」広島への愛と恋愛の物語センチメンタルな映画

今日は二十四時間の情事を観ました。 広島が好きなので借りましたが、昔の広島の街並みが観れて嬉しかったです。 そして内容はラブストーリーなのですが、広島という原爆の象徴である土地とそのラブストーリーは対応していて、常に背景がチラつくところがこ…

「11.25自決の日」三島由紀夫の生き様がすごい楯の会結成から自決まで

今日は雨だったので「11.25自決の日」というDVDを観ました。 三島由紀夫さんが大好きなのですが、この映画はドキュメンタリーのような感じで楯の会結成から自決までを描いています。 個人的には観ていて笑ってしまう程チープな映画だと思いました。 扱う内容…